400mlの角ボトルへの4面貼りで、 位置ずれとラベル浮きを改善した事例
1枚のラベルを4面へ貼る400mlの角ボトルで、 位置ずれやラベル浮きが多数発生していた案件です。 専用治具を製作し、不良を大幅に改善しました。
専用治具を使用し、1枚のラベルを正面から左右側面まで貼り付けた400ml角ボトル
※画像はイメージです
前回の生産時に、 位置ずれやラベル浮きが多数発生
コスメブランド様から、 400mlの樹脂製角ボトルへのラベル貼りについて ご相談をいただきました。
この商品は、1枚の長いラベルを使用し、 ボトルの正面から左右の側面まで連続して貼る 4面貼りの仕様です。
前回生産時に加工した際には、 正面デザインの位置ずれや、 側面中央部からのラベル浮きが多数発生し、 検品や手直しで大変だったとのことでした。
角ボトルのひけと長いラベルにより、 貼り位置の誤差が出やすい
樹脂製の角ボトルは、一見平らに見える側面でも、 成形時のひけによって中央部が内側へへこんでいることが 非常に多くあります。
ラベルを正面から側面へ回り込ませた際、 このへこんだ部分まで十分に密着しないと、 時間の経過とともに浮きが発生します。
また、4面貼りや3面貼りではラベルが長くなるため、 貼り始めのわずかなずれが、 反対側では大きな位置ずれとなって現れます。
側面中央部のひけ
平面に見える部分でも中央がへこんでいるため、 ラベルが十分に密着せず、浮きが発生しやすくなります。
角部分への回り込み
正面から側面へラベルを曲げる際に、 シワや斜行が発生しないよう貼る必要があります。
長いラベルの位置誤差
貼り始めがわずかにずれるだけでも、 ラベルの終端側ではずれが大きくなります。
正面デザインの位置
ラベル全体だけでなく、 正面に見せたいデザインをボトル中央へそろえる必要があります。
ボトルとラベルに合わせた専用治具を製作
貼り始め位置を作業者の目だけで合わせる方法では、 長いラベルを安定して4面へ貼ることが難しいため、 このボトル専用の貼り付け治具を製作しました。
治具によってボトルの向きと位置を一定に保ち、 ラベルの貼り始め位置を毎回同じ場所へ合わせられるようにしました。
貼り付け時には、正面から左右の側面へ順番にラベルをなじませ、 側面中央部のひけへ押し込むように密着させながら、 1本ずつ手作業で仕上げています。
貼り位置を安定させ、 ラベル浮きや位置ずれを大幅に改善
専用治具と貼り付け手順を組み合わせることで、 正面デザインの位置をそろえながら、 角部分や側面への密着性も高めることができました。
- 正面デザインの位置ずれを抑制
- 左右の側面への回り込みを安定化
- 側面中央部のひけによるラベル浮きを軽減
- 初回加工時に多発していた不良を大幅に改善
角容器への4面貼り・3面貼りもご相談ください
長いラベルの位置ずれや、 角部分のシワ、側面からのラベル浮きにお困りの場合は、 実際の容器とラベルを確認し、 専用治具による改善が可能か検討します。
角容器へのラベル貼りを相談する